令和3年8月4日(水)~5日(木)に、若年者ものづくり競技大会 電気工事部門が
愛媛県松山市の愛媛国際貿易センター(アイテムえひめ)で開催されました。
本校からは東北代表として、
電気科3年 田島琉直君 が出場しました。


若年者ものづくり競技大会は、高校生だけではなく、ものづくりに関係する専門学校生や、
大学生を対象として行われました。
大会参加が決まってからは、放課後はもちろんのこと、大会出発前日まで練習に励んできました。


本番では、緊張感の中でも、落ち着いて作業をすることができました。
時間内(160分)に完成させることができましたが、大学生や専門学校生など、他校の技術力の高さに阻まれ入賞することはできませんでした。

この経験は、これからの田島君にとって、大きな財産となるでしょう。
ご協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
令和3年7月12日(月)
「福島イノベーションコースト構想」に関する教育プログラムの一環として
電気科3年生が企業見学をさせていただきました。
見学させていただいたのは
【古河電池株式会社】様
【東日本大震災・原子力災害伝承館】様
です。


古河電池株式会社様では、自動車用バッテリーの製造工程や鉄道用バッテリーを拝見させていただきました。
また、リチウムイオン電池やマグネシウム電池の仕組みについても学ぶことができました。
東日本大震災・原子力災害伝承館様では、プロローグ映像、数多くの展示物や写真があり、震災を忘れてはいけないと改めて感じることができました。

今回の企業見学では、コロナ対策として、バス2台を借りて2班編制で見学をさせていただきました。
このような状況の中、見学させていただきました古河電池株式会社様、東日本大震災・原子力災害伝承館様に改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今日の出来事
令和3年6月10日(木)に卒業生を囲む会が行われました。
講演してくださった卒業生は
①(株)ジェイ・ケイ・リアルタイム
大森祐輔様 (平成30年度卒業)

②古河電池(株)
本郷雄大様 (令和元年度卒業)

の2名です。
大森様からは会社での事業内容に加え、社会人として仕事をする上で大切になってくることについてお話を伺いました。
仕事をする際、先輩からのアドバイスは何事もメモを取り、わからない事は積極的に質問していく姿勢が大切になるというお話を伺いました。
また、相手の目を見て話をすることや聞くことといったコミュニケーション力の重要性や、服装や頭髪等の身だしなみの大切さについてもお話を頂きました。
本郷様からは会社での事業内容や仕事をする際に気を付けている事、社会人になってからの目標についてお話を伺いました。
本郷様も大森様と同じように、仕事をする上でわからないことがあったら自分から質問していく姿勢が大事であるとお話を頂きました。仕事の合間を縫って、先輩からのアドバイスをまとめたメモを見直して仕事を覚えているといった体験談もお聞きすることができました。
また、今後の目標は難関資格の取得であり、勤務後は資格の取得に向けて自宅で勉強を続けているとのことでした。
講師の皆様のお話を伺った後の質疑応答の時間では、在校生が積極的に質問する姿が見られました。

本校卒業生の話を聞くことで、在校生は「今、何をするべきなのか」を再確認できたのではないのでしょうか。

卒業生の講師の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。
今日の出来事
2月19日(金)4校時に、1年生を対象とした「仕事人の話を聞く会」が開催され、
電気科では嵐電気工事(株)の方をお招きして、仕事についてお話いただきました。

実際の電気工事の仕事や、社会人として求められるスキルなどのお話をいただきました。
「高校時代にたくさんの友達とコミュニケーションをとるべき」という言葉に
感銘を受けた生徒が多かったようです。
生徒も積極的に質問をしていました。


将来の進路選択や第一種・第二種電気工事士の資格取得にむけて、
意識を高める貴重な機会となりました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
今日の出来事
2月19日(金)3~4校時に、2年生を対象とした企業紹介セミナーが開催されました。
これは、本校における「福島イノベーションコースト構想」の実現を担う人材育成への取組
のひとつとして開催された、2年生対象のセミナーです。
電気科では、古河電池(株)の金成邦夫様、蛭田雄介様の2名をお招きし、業務内容や
鉛蓄電池の製造工程について動画と実物を交えながら、分かりやすく説明していただきました。


質疑応答では、製品や、仕事に必要な資格などについて、7名の生徒が質問しました。


お忙しいなか、本校生徒のためにお越しいただきまして、
大変ありがとうございました。
今日の出来事
12月23日(月)、電気科3年生の課題研究発表会が行われました。
課題研究とは、3年間の学習で身につけてきた知識と技術を活用させ、
生徒が自ら学び自ら考え、主体的に課題解決を図る科目です。
「3密」を避けるため、2年生のみの聴講となりました。
今年度は、4班編成で以下の課題に取り組みました。
1班「屋外灯の設置および電気工事教材製作」

2班「下掛け水車による水力発電の製作」
3班「電動車椅子の製作」
4班「三輪電気自動車の製作」

4班の三輪電気自動車には、電気科3年担任の谷田部先生が
乗車して下さいました。

2年生も真剣に発表を聞き、メモを取っていました。
電気科の代表に選ばれた班は、1月22日(金)に行われる
校内課題研究発表会でも発表を行います。
代表に選ばれた班も、惜しくも選ばれなかった班も、
1年間本当にお疲れ様でした。
12月10日(木)に、専門高校生による小中学生体験学習応援事業として
上遠野中学校2年生が来校し工業高校の体験学習が行われました。
電気科では、簡単な電気工事を体験してもらいました。
スイッチを入れると引掛シーリングに接続されたランプが点灯する回路です。
まず、電子黒板を使って単線図(電気工事で使われる回路図)と
複線図(実際の回路図)について説明しました 。


その後、3年生の優しいサポートを受けながら、実際に電気工事に
取り組んでもらいました。


完成したら、引掛シーリングにLEDを取り付け、実際に点灯するか
どうかを確かめます。LEDが点灯したら、成功です。

無事に全員が点灯しました。今回製作した作品は、お土産としてプレゼント
しました。
はじめて使う工具のワイヤーストリッパーは、最初はうまく力が入らず、
苦戦している様子でした。しかし、3年生のアドバイスのもと、なんとか
回路を完成させることができました。
この体験学習をきっかけとして、ひとりでも多くの中学生が電気科に
興味を持ち、本校電気科を進路に選んでもらえたら、と思います。
今日の出来事
11月26日(木)、晴天に恵まれる中、電気科1年生が福島イノベーション・コースト構想関連施設の見学に出かけました。
午前中は、この春に全面開所した南相馬市にある『福島ロボットテストフィールド』を訪れました。施設の概要について学んだ後、東京ドーム10個分もの敷地に広がる様々な実験エリアについて施設屋上から一望しながら見学させていただきました。
また、小型ドローンをタブレット端末で操縦する体験もできました。生徒全員が、ドローンを離着陸させ、数メートル先のバーを潜り抜ける操作体験をしました。


午後は、楢葉町に移動し、『日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター』を見学しました。
施設の概要ついて理解を深めたのち、実験棟でのクローラ式ロボットや水中ロボットの遠隔操作実習(こちらも生徒全員が体験!)、VR技術を用いた原子炉建屋内の疑似施設見学、同年代の学生が活躍する廃炉創造ロボコンの動画鑑賞など、盛沢山の内容でした。


説明を受けながら熱心にメモをとる生徒の姿も見られ、よい見学会になりました。ご協力いただいた関係者の皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。
震災の年の4月に小学校に入学した1年生たちは、震災や震災後の福島の復興についてどんな思いを抱いているでしょうか。地域の現状について学び、自分にできることを増やしながら、世のため人のために活躍できる人になって欲しいと思います。

報告事項
令和2年11月14日(土)~15日(日)に、高校生ものづくりコンテスト東北大会 電気工事部門が
山形県職業能力開発促進センターで開催されました。
本校からは福島県代表として、
電気科3年 遠藤利玖くんが出場し、
見事優勝することができました。

昨年度開催された県大会で、代表に選ばれてからも練習を重ね、
東北大会の開催が決まってからは、担当の先生のご指導のもと
夏季休業中はもちろん放課後の夜遅くまで、こつこつと練習に励みました。
本番では、はじめは少し焦っていた様子でしたが、
すぐに自分のペースを取り戻し、落ち着いて制限時間内(2時間)に作業を完成させました。


その努力が実を結び、優勝の賞状とトロフィーを手にすることができました。
また、電気技術者試験センター様より記念品と特別賞の賞状を授与されました。

遠藤くんは、不断の努力を欠かさずに、そして練習の成果を十分に発揮できれば、
結果もおのずとついてくることを、私たちにしっかりと教えてくれました。
この経験は、これからの利玖くんの人生にとっても、
大きな財産となることでしょう。
長い間、本当にお疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。